「この条件なら行きます」転職先の社長と交渉して役員になったITマーケティングの給与と仕事のリアル(年収2000万円)

給与明細

転職時に自ら条件を提示し、社長との交渉を経て役員へ。年収2,000万円まで上げた50代マーケターに、給与とキャリアのリアルを聞きました。

■年齢
50
■性別
男性
■雇用形態
役員
■会社名・屋号
非公開
■職種・役職
役員
■現在の状況
在籍中
■おおよその年収
2000万円
■仕事・会社について
IT系のマーケティング専門会社で役員をしています。
会社のメイン事業で扱っているマーケティング領域とは少し異なる分野をこれまで経験してきたため、その経験を活かして新しい事業やサービスを立ち上げたり、既存事業だけでは対応しきれないクライアントの課題を補完したりすることが主な役割です。
役員なので決められた業務をこなすというより、「会社として次に何をやるか」「どうすれば既存のクライアントにさらに価値を提供できるか」を考え、それを実際に売上につなげていくことが求められています。新しい企画を考えるだけではなく、クライアントへの提案や案件の立ち上げ、社内外の人を巻き込みながら形にしていくところまで担当します。
働く時間や場所についてはかなり自由で、自分でスケジュールを管理しています。在宅で仕事をする日もあれば、クライアントとの打ち合わせや社内メンバーとのコミュニケーションのために出社する日もあります。基本的にはクライアント対応を中心に予定を組んでいるため、毎日決まった時間に出社する働き方ではありません。
社員は比較的若い人が多く、社内の雰囲気は和やかです。自分は年齢的には完全に“おっさん側”ですが(笑)、世代が違ってもコミュニケーションは取りやすく、働きやすい環境だと思っています。
一方で、自分がこれまでいた会社と比べると、デザインやクリエイティブを強く打ち出す会社ではありません。そこは逆に自分の経験を活かせる部分でもあり、マーケティングだけでなく、企画やクリエイティブも含めて会社として提供できる領域を広げていくことも自分の役割の一つだと考えています。
役員という立場なので自由度が高い反面、「これをやればいい」という明確な正解もありません。自分で仕事を作り、その仕事を売上につなげることが求められるので、成果に対する責任はかなり大きいです。

■この会社・業界への転職を考えている人へ
成果をきちんと出せば、それを評価してもらえる会社だと思います。年齢や在籍年数だけで評価されるというより、「会社やクライアントにどんな価値を生み出したか」が重要なので、自分で考えて動ける人にはやりがいのある環境だと思います。
マーケティングの仕事は、一つの会社や一つの業界だけで完結する技術ではありません。ここで身につけた考え方やスキルは、別の商品やサービス、別の業界にも横展開できます。そういう意味では、キャリアの選択肢を広げやすい仕事だと思います。
ただ、指示されたことだけをやっていれば評価される環境ではないと思います。「自分なら何ができるか」「この会社に何をプラスできるか」を考えて提案し、実際に形にしていく姿勢は必要です。
転職を考えるのであれば、会社に何をしてもらえるかだけではなく、自分がこれまで培ってきた経験をこの会社でどう使えるかを考えてみるといいと思います。自分自身も、これまでやってきたことと会社が持っている強みを組み合わせることで、今の役割を作ってきました。
マーケティングは正解が一つではない分野なので、新しいことを試したり、自分の得意分野を広げていきたい人には面白い業界だと思います。

さらに本人に聞いてみました

マーケティングは具体的に何をされていますか?
ASPアフィリエイトです。他にも数種類のメニューを持っており自社ASPを運営しています。
アフィリエイトを会社でやると規模感が変わりますか?
めちゃ変わります。個人の方がやるものとスケール感が違うので。とは言っても個人のアフィリエイターさんに発注する時もありますし色々です。クライアントのマーケティング施策をを直接関わり伸ばしていくことが中心で、全て内製化していることが強みです。

転職前の仕事は?
外資系メーカーのマーケティングを転々と。
どうやって役員へ転職したのですか?
ぶっちゃけると社長が知り合いで、転職を考えててた時今後のビジョンを聞いてるうちに私なら他でも売上立てられるのでビジョンに届くと思い強気で迎え入れろと交渉した結果今のポジションを取りました。
役員でも自分で営業するんですか?
します。むしろ既存のクライアントから新しい相談をもらったり、自分から提案して仕事を作ることが多いです。
「新規事業を作る」とは、どんなことをするんですか?
今ある会社の強みと、自分が持っている経験を組み合わせて、新しいサービスや売り方を作ります。企画だけではなく、売れるところまで持っていくのが仕事です。
年収2,000万円に見合うだけのプレッシャーはありますか?
あります。嘘です特にありません。勤務時間は自由ですが、売上を作れなければ意味がないので、時間ではなく結果に対するプレッシャーは大きいです。
普通の会社員だった頃と一番違うところは?
今までもほとんどマーケティング部長の立場なので好き勝手やってたのでそこまで変わりませんが「仕事を渡される」のではなく、「仕事そのものを作る」ようになったことです。
あとはほぼ初めての国内の会社ということくらいです。

1日のスケジュールはどんな感じですか?
日によります。クライアントとの打ち合わせが数件ある日もあれば、自宅で企画や資料を作っている日もあります。決まったルーティンはほぼないです。
週にどのくらい出社しますか?
週2〜3日くらいが多いです。必要がなければ在宅でも問題ありませんが、社内の人と話すために意識して出社しています。
転職するとき、年収2,000万円を最優先にしましたか?
もちろんですそこ重要です。あとは裁量があることと、自分が今までやってきたことを活かして新しいことをできる環境かどうかを重視しました。
この仕事で一番面白いところは?
今までは事業会社で社内マーケティング中心でしたが今はクライアントがいて、自分で考えたものが実際にサービスになって、クライアントに評価されて売上になる瞬間です。
逆に一番しんどいところは?
正解がないことです。自分で考えて進めるしかないので、結果が出ないと全部自分に返ってきます。
マーケティング業界で年収を上げるには何が必要だと思いますか?
大きい外資に行く一択です
若い人と働く上で気をつけていることはありますか?
昔のやり方を押し付けないことです。経験は出しますが、「自分の時代はこうだった」はなるべく言わないようにしています(笑)。

黒塗り部分の答えは、note完全版で公開しています。

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